マフラー 一酸化炭素中毒 CO の危険性 小型機

2010/05/27
FAA SAIB
レシプロエンジン機
マフラーが1,000時間を越す場合
一酸化炭素中毒になる確率が高い
400時間程度からマフラーに不具合が生じる可能性がある
(ヒートエクスチェンジなどから 排気ガスが混入)

NTSBによれば米国での
一酸化炭素中毒による事故は
100時間点検、年次点検(耐検)直後に
起こる確率が多いことも指摘している
点検時にはクラック等が見つからない場合でも
何らかの理由で一酸化炭素がコックピットに流入した場合は
一気に重大な事故に繋がる
(中毒にかかるとピンク色に血色が良くなる)

一酸化炭素は無色、無臭でパイロットが気づかないので
コックピットに探知機警報機(GasBadge Pro)を設置
ヒーターベント、ファイアウォールの隙間、フレッシュエアーベントから
流入する場合があるので
50ppm以下が感知できるタイプが好ましい

http://www.indsci.com/GasBadgePro/


http://www.tc.faa.gov/its/worldpac/techrpt/ar0949.pdf

 
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