米国連邦航空局(FAA)による新たな耐空性改善命令(AD 2025-09-13)
https://www.federalregister.gov/documents/2025/06/02/2025-09889/airworthiness-directives-airbus-helicopters
【対象機種】
Airbus Helicoptersの以下モデル:
AS350B, AS350BA, AS350B1, AS350B2, AS350B3, AS350D, AS355E, AS355F, AS355F1, AS355F2, AS355N, AS355NP
【発効日】
2025年7月7日
【背景と目的】
飛行中、開いた状態でロックされていたスライディングドアが脱落した事例を受け、ドアの上部レールローラーに設計上の不具合(ロック機構が一重で不十分)が判明。このADは、同様の事故を防ぐための安全対策を目的としている。
【要求される措置】
特定の上部レールローラーの改修
各スライディングドアへのラベル貼付
改修前のローラーやそれを装備したドアの取り付け禁止
これらの措置は、欧州航空安全庁(EASA)AD 2023-0131に基づき行われる。
【適用除外】
EASA ADに含まれているAS350BB型式は、FAAでは型式認証されていないため適用外。
【遵守期限】
EASA ADの規定に準じるが、FAA AD発効日を基準とする。
【経済的影響】
対象機数(米国内):972機
作業時間:約8時間
部品代含む費用:約3,348ドル/機
米国全体での推定コスト:約325万ドル
※一部費用はメーカー保証でカバーされる可能性あり。
【安全性への影響】
改修を行わない場合、飛行中にドアが脱落し、機体損傷または地上の人身事故に繋がるおそれがある。