Leonardo S.p.A. Helicopters
機種:A119 / AW119 MKII(全機、全カテゴリー)
発行元
米国連邦航空局(FAA)
AD番号
AD 2025-25-13
Amendment 39-23221
Docket No. FAA-2025-5392
発効日
2026年1月13日
エンジン整備時の不適切な洗浄作業により、
後部空気圧ライン(rear pneumatic line)内に残留物が閉じ込められる事例が報告された。
この汚染により、
燃料流量の意図しない変化
エンジンの急加速
出力低下(パワーロールバック)
エンジン不安定
が発生し、ヘリコプターの操縦性低下につながる恐れがある。
エンジン加速チェック(Acceleration Check)を繰り返し実施
結果に応じて以下を実施:
後部空気圧ラインの交換
FCU(燃料制御装置)の点検
必要に応じて修理または部品交換
加速値が最大許容値を超えた場合
指定部品の交換が必須
以降の繰り返し加速チェックは不要(終結措置)
最大値を超えない場合
部品交換は任意の終結措置として認められる
要件を満たさないエンジンまたはFCUの搭載は禁止
FAA ADは EASA AD 2025-0199 を基本的に**全文引用(IBR)**して適用
ただし以下が異なる:
EASAで要求されている
「300飛行時間または24か月以内の空気圧ライン交換」は
FAAでは必須ではなく、任意の終結措置
初回加速チェックは
AD発効後10時間TIS以内に実施が必要
パイロット(自家用操縦士以上)による地上での初回加速チェック実施が認められる
(整備士でなくても可)
米国登録機:約12機
エンジン加速チェック:
約 170 USD / 回 / 機
状態次第で発生する主な費用:
FCU交換:約 9,340 USD
空気圧ライン洗浄・カップリング清掃:約 9,282 USD
後部空気圧ライン交換:約 1,340 USD
エンジン交換(任意):約 1.3百万 USD