FAA AD 2026-10-02 HondaJet HA-420前方圧力隔壁周辺 胴体スキン損傷対策 SB-420-53-009整備プログラム組込 目視検査 超音波検査実施 義務

2026/05/29

FAA AD 2026-10-02(Honda HA-420)
https://www.federalregister.gov/documents/2026/05/28/2026-10606/airworthiness-directives-honda-aircraft-company-llc-airplanes

背景

  • FAAはHonda HA-420を対象とする新しい耐空性改善命令(AD)を発行
  • 前方圧力隔壁リングアングル付近の機体内側胴体スキンに、工具による損傷が発見された。
  • また、整備マニュアルのALS(Airworthiness Limitations Section:耐空性制限事項)に必要なサービス情報が含まれていないことが判明

FAAの判断

  • 当該損傷を放置した場合、胴体スキンに亀裂が進展する可能性がある
  • その結果、与圧漏れや機内与圧喪失につながるおそれ
  • FAAは安全上の理由から本ADを正式に発行

対象機

  • Honda Aircraft Company LLC
  • Model HA-420
  • S/N 42000012 〜 42000230

関連サービスブレティン

  • Honda Aircraft Company Mandatory Service Bulletin
    SB-420-53-009
  • 発行日:2023年4月26日

サービスブレティンの内容

  • 胴体スキンの目視検査
    • 打痕
    • バリ
    • えぐれ傷
    • 剥離(Disbonding)
    • ブリスター
    • 熱損傷による変色
    • その他の表面異常
  • 胴体スキンの超音波検査
    • ノッチ
    • 亀裂の有無確認
  • 必要に応じた修理の実施

AD要求事項

  • AD発効後30日以内に、
    • ALS(耐空性制限事項)
    • ICA(継続耐空性維持文書)
    • 整備・検査プログラム
      へSB-420-53-009の内容を反映すること。

初回実施時期

  • 総飛行回数6,000回到達前
    または
  • AD発効後30日以内
  • のいずれか遅い方までに実施すること。

発効日

  • 2026年7月2日

FAA推定影響

  • 米国登録機218機が対象。
  • ALS改訂作業費用は1機あたり約85ドル。

要点

  • HondaJet HA-420の前方圧力隔壁周辺で発見された胴体スキン損傷への対策として発行されたAD。
  • SB-420-53-009を整備プログラムへ組み込み、規定された目視検査および超音波検査を実施することが義務付けられた。

 


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