なんてん  

2006/12/19
名古屋大学が南米チリに設置した電波望遠鏡 なんてん 
が天の川銀河に巨大な湾曲した分子の流れを観測した (今年10月発表)
分子の流れは磁力線に沿い(アーチ状) 星の重力で持ち上げられていると考えられる
そのアーチの根元に分子が落ちていく分子雲をかき乱していると推測される

バルジと呼ばれる天の川銀河の円盤状(横から眺めると 横長)
の中心には巨大なブラックホール Sgra*があり
太陽の300万倍以上の質量があるとされている
このブラックホールに光速の60% (光速=30万km/秒)で
宇宙の塵等が吸い込まれ加熱 その際に電磁波を出す
(この渦は銀河系の渦と逆方向であるらしい)
電波望遠鏡でこの電磁を観測し ブラックホールの存在を間接的に証明している
(ちなみに太陽の爆発 フレアー等による太陽風の速度は300-800Km/秒 平均450km/s 程度
太陽までの距離は150,000,000kmである)

今後はサブミリ波望遠鏡などを使用してブラックホールの謎が解明されていくことであろう

なんてん ↓
http://www.a.phys.nagoya-u.ac.jp/ae/press/061006.html


国立天文台 (サブミリ波望遠鏡) ALMA計画 ↓
http://www.nro.nao.ac.jp/alma/J/

 
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