ASDE-X (新空港レーダーシステム ルイビルケンタッキー) 不具合

2007/05/16
アメリカ ケンタッキー州 ルイビル空港(KSDF) 
地上レーダーとして新しく導入されている 
ASDE-X  
(Airport Surface Detection Equipment Model)
今年の三月から試験運用されている

雨などで視界が悪い状況下において
空港の航空機の動きをモニターする 
管制と違った場合に
管制官に警告するシステムである

しかし
試験運用中 大雨等の悪気象、視界不良の日に
システムが故障している

先々週の土曜日(ケンタッキー ダービーの前日)
午後6時 (大雨) DC-9がRW 17/35 着陸
滑走路の端から誘導路を経由して
旅客ターミナルに向けて走行中
間違って着陸したばかりの滑走路に進入し横切った
(管制官はパイロットに左折していたが
パイロットが間違って右折)
幸い事故にはならなかったが 着陸寸前の航空機が
滑走路に進入していた
http://204.108.4.16/d-tpp/0705/00239AD.PDF

この日 レーダーシステムが故障しており
管制官には警告を発しなかった
また管制塔からは視界が悪く着陸機が見えなかったとの事である
このシステムを導入している
シアトル空港もレーダーの故障が頻繁に発生している

日本ではASDE(A-SMGCS)を仙台空港で試験運用している
(地上走行する航空機に安全に誘導する為に誘導路中心線にライトを点ける等も含め)


 
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