ベンガラ (弁柄) 日本の赤

2007/07/15
ベンガラ 赤色顔料
(第二酸化鉄を主成分)
岡山県高梁市成羽吹矢で製造されていた
現在ベンガラの製造は終わったが
吹矢の町並みは柔らかい赤茶色の壁
(ベンガラ格子)で統一されている
ベンガラの鮮やかな赤色は
伊万里焼等に顔料として使用された
071507-5-bangara-street.jpg071507-4-bengara.jpg








吹矢には
日本の三大銅山 
吉岡銅山があり
昭和6年休山
笹畝坑道は現在一般公開されている
夏場でも気温15度と
すこし寒いぐらいである (入場料300円)
入り口の天井が低いのでヘルメット着用
20070717165705.jpg071507-3-koudou.jpg












べんがら塗りは
京都祇園
琵琶湖の湖北地方
沖縄首里城
遊郭の赤い格子(弁柄格子 : 歌舞伎十八番の助六の舞台)
などで見られる
bengarugousi.jpg







ベンガラの語源は
奈良時代にインド ベンガル地方産地の
赤色ベンガラが輸入していた為に
名づけられた
(インディアンレッドはベンガラを原料とする赤色)

北欧の赤い壁、南欧の屋根などにも
ベンガラが使われている

ベンガラもお土産品として
販売されている
660円
柿渋と混ぜて塗るらしい

吹矢の消防団
中には消防車
一見すると判らない071507-bengara-syoubou.jpg20070717170316.jpg(格子は右にスライドすると壁全体が開く)



 
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