B737 インドネシア着陸失敗事故報告書発表 (今年3月)

2007/10/25

今年3月7日にインドネシアで
B737型機が着陸に失敗した航空機事故に関し
インドネシア事故調査委員会(NTSC)から
10/22/2007に事故調査報告書が発表された

報告書によれば
機長は着陸寸前に15回に及ぶ地上衝突回避警報(GPWS)および
副機長から着陸復航を求めらていたが
これらを無視して着陸を試み失敗した。

事故機の着陸速度は
フラップ5度 221ノット 
(通常はフラップ40度速度134ノット)と 
87ノットも速度を超過して滑走路に接地

(スレショールド通過速度は232ノット 40度フラップと比較して98ノットの超過速度)
http://www.dephub.go.id/knkt/ntsc_home/ntsc.htm

社内規定では
機長がGPWSの警告を繰り返し無視する場合は
操縦を交代せねばならない


この事故調査発表に対して
オーストラリア外務大臣 アレクサンダー ダウナー氏は
インタービューの中でインドネシア政府が 
刑事責任の訴追を求めて欲しいと話した
20名の犠牲者のうち オーストラリア人5名が含まれていた
http://www.foreignminister.gov.au/transcripts/2007/071023_abc.html


 
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