バルーニング ポーポイジング

2016/03/28

着陸時のバルーニング 、ポーポイズニング

対処方法

 

着陸時に接地速度が速すぎたなどの理由で

滑走路上で強くはねた場合は 

(タイヤやストラットで あたかもゴムボールが弾むように)

空中で翼の迎角が大きくなり しばらくの間は 揚力増すがやがて

失速するので 機首が下がり 2度3度とジャンプをくる返す

これがポーポイズン

ポーポイズンからの回復は難しい

 

接地時に強くバウンドした際は

GO AROUND(着陸復行) を決断し ためらわずにフルパワー

(無理に着陸停止を試みると ポーポイズンになり回復が難しい)

着陸復行する際は 操縦桿で ピッチ操作は急激にせず

(機体が降下しない程度で) , 翼の迎角が増えすぎないよう調整

  

横風時は機体メインタイヤが均等に接地せず 

跳ね上がると水平を保てなくなるので修正が必要

またフラップの上げ操作は急激に行わないようにする 

(速度が回復して徐々に操作)

フラップを一気にあげると 揚力が一気に失われるため

 

過去のインシデントから参照

http://aviation-safety.net/wikibase/wiki.php?id=133863

 

http://www.ntsb.gov/investigations/AccidentReports/_layouts/ntsb.aviation/brief2.aspx?ev_id=20001208X06086&ntsbno=NYC96LA122&akey=1

 

FAA ハンドブックに詳細あり

詳細 FAA-H-8083-3B The Airplane Flying Handbook

(8-30)参照)

https://www.faa.gov/regulations_policies/handbooks_manuals/aircraft/airplane_handbook/media/FAA-H-8083-3B.pdf


 


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