ボーイング社は大韓航空から25機を受注したと発表
$56億ドル相当
(大韓航空webサイトでは$55億ドルと発表)
10機 777-300ERs,
5機 747-8 貨物機
5機 777 貨物機
5機 737次世代クラス
オプション
4機 777-300ER
2機 747-8Fs
2機 737-900ER
777-300ERは 747-400 旅客機と交代
現在大韓航空は 747-400 を 747-BCF (Boeing Converted Freighters) として改修予定
大韓航空の貨物実績は世界一を誇っている
737は韓国国内線、近隣諸国向けに投入予定
http://www.koreanair.com/local/jp/ld/jpn/au/pr/jpn_au_pr_20061124.htm
http://www.boeing.com/news/releases/2006/q4/061229a_nr.html
12/22
21:36 ビーチA36型機が墜落
アメリカ テネシー州ラベルフィールド空港ILS進入 ミスアプローチ 復航中の事故
機体は同日の 18:50にフロリダ州を離陸
- 時間経過-
21:08 パイロットはアプローチとコンタクト 高度6,000ftの指示を受ける
21:10 4,000ft降下指示
21:17 3,000ft降下指示 R/w 20 ILSアプローチを指示
21:21 管制より針路020度指示(進入誘導の為)
21:22 3,000ft (高度メインテイン指示)
21:23 パイロットは管制より高度を尋ねられるが パイロットは 判らないと回答
21:24 管制より機体をコントロールできているかの問い合わせに パイロットはコントロールできていると回答
管制よりは引き続き3,000ft 針路020を保持するよう指示したところ 判らない(混乱している)との回答
(機体トラブルではなく パイロットの混乱との事も確認)
21:25 管制より飛行進入を続けるかどうか問い合わせる
21:26 パイロットは 気象は(IMC)計器飛行状況と告げる
3,300FT に上昇し(VMC)有視界で飛行 針路020
21:27 管制より 針路360度指示 (パイロットは混乱しておらず機体を制御できていると回答)
21:28 管制より 針路330度指示
21:29 管制より ロカライザーへ誘導(緩やかな旋回)する旨告げる
21:30 管制より 針路290度指示後 270度 , 250度へと左旋回
(先行機は高度2,100ftでIMC(雲と思われる)から抜け出たとアドバイス
21:31 管制よりの問い合わせに パイロットは順調であると回答
21:32 管制より 針路230度 高度2,500ftを指示、
機体はファイナル アプローチフィックスより5マイルの地点を飛行中とアドバイス
245度-230度へと左旋回を指示
21:34 パイロットよりR/W 20のILS電波周波数の問い合わせ(ロカライザーが電波受信していないと報告)
周波数確認後 電波受信したとの報告
右にコースよりずれているとの事を確認し 正しいコースにのる旨回答ある
21:35 管制塔より高度確認するよう指示 (コースより少し左にずれた事をアドバイス)
管制よりベクター再開の必要性を問うが グライドスロープが動き出したとの事で自力で飛行するとした
21:36 機体が上昇し始めたので管制より高度の確認の指示
パイロットより上昇する旨の報告
管制より進入許可をキャンセルする 高度2,500ftに上昇せよと指示するがパイロットよりの
反応が無く その後何度か3,000ft迄上昇するように指示したがパイロットからの回答は無かった
http://www.ntsb.gov/ntsb/brief.asp?ev_id=20061227X01848&key=1
事故原因は今後解明されるであろ
個人的見解を述べるのなら
会話記録からは パイロットはバーティゴを起こしたのではないだろうか
マイアミを離陸後3時間近くの夜間飛行で疲労し
また パイロットが43才との事で 目の疲労、老眼があったかもしれない
着陸する際に雲中飛行で低空で飛ぶのは大変ストレスがある
パイロットは頭や眼球を上下に頻繁に動かすと
眩暈を起こしやすくなる (ぐるぐると目が回ったり 機体が旋回しているような錯覚を覚える)
同じ小型機パイロットとしては
同じ立場にあった場合どうすべきか
考えさせられ事故である
スーペリア製エンジンシリンダーはヘッドひひび割れの恐れがあるとSBが発行された
http://www.superiorairparts.com/sb0601/
対象となる部品番号は下記
Superior Part numbers SA47000S-A1, SA47000L-A1, SA47000S-A20P, SA47000S-A21P, SA47000L-A20P, SA52000- A1, SA52000-A20P, SA52000-A21P, SA52000-A22P, SA52000-A23P. SA55000-A1, SA55000-A20P
SL32000W-A1, SL32000W-A20P, SL32000W-A21P, SL32000WH-A1, SL32000WH-A20P, SL32006W-A1, SL32006W-A20P, SL32006W-A21P SL36000W-A1, SL36000W-A20P, SL36000W-A21P, SL36000TW-A1, SL36000TW-A20P, SL36000TW-A21P, SL36000TW-A22P, SL36006W-A1, SL36006W-A20P, SL36006W-A21P
Teledyne Continental Motors Engines:
O-470-G, -K, -L, -M, -P, -R, -S, -U IO-470-C, -D, -E, -F,-G,-H, -L, -M, -N, -P, -R, -S, -U, -V
IO-520-A, -B, -BA, -C, -D, -E, -F, -J, -K, -L, -M, -BB, -CB, -MB.
TSIO-520-AF, -B, -BB, -C, -CE, -D, -DB, -E, -EB, -G, -H, -J, -JB, -K, -KB, -L, -LB, -M, -N, -NB, -P, -R, -T, UB, -VB, -WB
IO-550-A, -B, -C, -D, -E, -F, -L
Textron Lycoming Engines:
O-320-A, -B, -C, -D, -E, -H IO-320-B, -D, -E LIO-320-B AIO-320-A, -B, -C AEIO-320-D, -E
O-360-A, -B, -C, -D, -F, -G, -J IO-360-B, -L, -M LO-360-A AEIO-360-B, -H HO-360-C HIO-360-B
O-540-A, -B, -E, -F, -G, -H, -J, IO-540-A, -C, -D, -N, -T, -V, -W AEIO-540-D
12/26 セスナ414型機(双発)が着氷の為 緊急着陸しようとしたが
ペンシルバニア州(KJST)滑走路にクラッシュした
(モルガンタウンWV からテーターボロ NJに向かう途中
パイロットより管制に機体がアイシングを起こしているとの通報があり
緊急着陸を行った
http://www.tribune-democrat.com/homepage/local_story_361000758.html?keyword=leadpicturestory
http://naco.faa.gov/d-tpp/0612/00898AD.PDF
同時刻に同じセスナ414型機がジョージア州Gwinnett 空港でも墜落
空港には霧がかかっていたとの事
12/20
兵庫県立文化センターで
http://www.gcenter-hyogo.jp/
上原ひろみ さんのコンサートがあった
http://www.hiromiuehara.com
数年前にTV特集で彼女の(ボストンとニューヨークでの)
ジャズ演奏活動を観て以来ファンである
(早速輸入盤CDを探しに行った)
今年 東京ジャズフェスティバルに参加されていて
とっても行きたかったのだが 行けなかったので
昨日のコンサートが楽しみであった
彼女は エネルギーの塊である。
もう そこまでしなくてもいいですよと
声を掛けたいぐらいの 迫力で
右手や、肘でバンバン鍵盤を打ちつけるが
そのリズムは見事に調和し すばらしい演奏であった。
(きっと彼女は 単調になる事が嫌いなんだろう
ドラムやベースとの 即興的な掛け合い 絶妙なタイミング あふれる旋律)
コンサート会場の2000人観客が
彼女達の演奏からでる強力な磁力線に
揺すぶられて 大きなベクトルで一挙に放出されるエネルギーのごとく
彼女のリズムに入りこんでしまうのである。
( 最近 太陽マニアで ついつい太陽フレアー、エネルギー放出の事を妄想してしまうのである)
http://www.isas.ac.jp/j/snews/2006/1220.shtml
そんなコンサートの後半に
ゆっくりとした 語り口調で 久々の日本での出来事を
おかしく ほほえましく伝えてくれる
彼女の表情が 悲しくなり
実は 最愛の浜松の茶畑のおばぁちゃんが 一昨日亡くなって
今朝お葬式だったんですと
おばあちゃんに 捧げる曲を静かなメロディーで奏でる
八十八夜の旋律も最後に加えてのソロ演奏
小生は声出さないよう嗚咽、号泣。
( ちなみに 人前で声を出さず嗚咽号泣したのは過去2回
一度目はアメリカから機内で上映されていた
映画 "半落ち"だった。
この時は 泣くって行為が 気持ちいいのか癖になり
太平洋往復する間に合計5回見た(正確には4.5回)
スッチャデスのおねいさんに ”いい映画ですね、私はまだ見てませんが "
と あきれ返られたのか 同情されたのか 顔を覗き込まれて話しかけられた
相当に泣いていたのだろう....)
そんなこんなのあっという間の 2時間半すばらしいコンサートであった
年末は飛行機を洗いワックスを掛けをしてやる
おんぼろの飛行機ではあるが
愛情をかけて 手入れをしてやる
最近はお化粧(塗装)が剥げてくるので
ワックスを掛けは軽めにしてやる等
いたわりが必要である
飛行機の整備は専門家に任すしかないのであるが
布切れで拭いてやる事で 細かい所に目が行くようになり
機体の調子にも こまめに気がつくのである
安全を念じながらの作業である