謎の生物 エディアカラ動物群 (動物?植物?) 地球最初の動物

2007/04/24

4/22
大阪自然史博物館で行われた
京大総合博物館 大野教授の
エディアカラ動物群の講演を聴講
先カンブリア時代の
謎の多き生物(約6億年程前)

大野教授曰く 
難しい事を簡単に説明するとすれば
”この時代のこの生物は よくわかりません”との事
正直なご意見だろうと思う

エディアカラ動物群(ヴェント生物)は 構造的には
空気で膨らますエアーマット状だと想像されている

また化石からはアワビの腹の様な物(キンベレラ)や
UFOのような形の生物(ヨルギア)が(着陸を失敗して?)
三度程はねた跡などもあった

講義内容は判りやすく面白いのだが
生物自体が判りづらい
植物なのか動物なのかが はっきりしない

例えば
動物は体の中心線で左右対称であるが
(ヨルギア)エディアカラ動物群は微妙にずれていたりする
042207-2.jpg






(写真上 ディッキンソニア)


写真下は近くの公園で撮った植物であるが
枝からでてる葉が少しずれて左右に分かれているのである
042207-3.jpg















私の感想では
クラゲの赤ちゃんのような柔らかいゼリー状のものが
寄り集まった集合体の様な気もするのである
植物でもあり動物でもあるような
(現在でも生物学的分類は行われていない)

これが判ればノーベル賞は受賞は間違いない程の
難解なパズルである

ちなみにエディアカラはオーストラリアの地名である
世界最初の発見地は南アフリカのナンビアだったらしい
所謂PR不足で(オーストラリア)エディアカラが優先されたようである


 
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